ロウソクの火が消えるまで

日々の景色や思うこと。

リアルが充実するとSNSとか疎かになるよね

最後に記事を更新して約8か月も経っていた。

 

最近書いてないな~と、薄らぼんやり思ってはいたが、そんなに経っていたなんて。

 

今年の4分の1が終わろうとしている。

朝のニュースは毎日桜の開花予想。

春休みに入って通勤中に登校している小学生を見ることも無くなったこのタイミングで、ざっと2023下半期を振り返ってみようと思う。

 

2023の下半期は今までの人生で一番濃密な時期だった。

 

夏は沢山遊んだ。お祭りにも行ったし、思ってたより子供向けだった市民プール。

浴衣を急遽新調した花火大会や、昼ご飯を海で食べようとして結局水着を取りに帰って海に入ったり。

極めつけは夏フェス。二つも参加して、それぞれ2DAYSと3DAYS。

チケットの発券が必要ないと思いこんで入場ゲートを通れず、並ぶ列を逆走して車を飛ばしてチケットを発券しに行ったり、三日間毎朝5時過ぎに起きて灼熱の日差しの中全力でフェスを楽しんだり。

Cody・Lee(李)が見たくてステージ前で待っていたら、何故かハマオカモトが出てきて、ベースの代打かな??なんてあり得ないことを言いながらしっかりオカモトズのリハを観た後に来るステージ間違えてることに気づいて猛ダッシュしたり。(Cody・Lee(李)はアンコールのラスト1フレーズだけ聴けた)

 

とにもかくにも真夏の過酷な夏フェスを合計5日間走り切ったのは、前からちょくちょくこのブログにも登場していた彼女のおかげだし、一瞬も険悪にならずに全力で夏フェスをこれだけ楽しめたら、今後の人生もこの人がいれば何がっても楽しいに決まってるじゃん!と思って、夏フェス帰りの名残惜しさが残る車の中でプロポーズをした。

 

幼いころから想像していたプロポーズのシチュエーションとはかなり違ったけど、自分らしい伝え方だったと思う。

 

それから2週間後には互いの親への挨拶を済ませ、部屋を探して、付き合って3年記念で入籍、引っ越し。

この間僅か2か月の出来事だった。

 

最後にブログを更新した2023年の7月には、こんな風になっているとは思ってもいなかった。

気づけば桜が咲こうかという季節に差し掛かり、あっという間に暑い夏がまたやって来る。

今年で30歳。

思い描いた大人とは程遠く、まだまだ子供で、自分一人では不安しかない人生に光を与えてくれた妻の夫として、季節の変わり目を噛み締めるように、二人の人生をじっくりと楽しみたいと思う。

 

 

 

 

ことば

言葉は劇薬だ。ドクロマークがついてるような、あれだ。

たった一言が人の一生を左右しかねない。

良い言葉は言われたら嬉しいし、口にしても嬉しい。

悪い言葉ほど、言った事も言われた事も心に残り続ける。

自分も、相手も傷つけ蝕み、簡単に心を暗く染め上げる。

 

たった一言で人は翼を得たように飛び出せるし、

たった一言で人は縛り付けられ身動きを取れなくなる。

 

二文字で済む劇薬を、致死量からどんどん希釈して、伝わるように加工する。

それを表現と言うんだろ。それを国語と道徳として学ぶんだろ。

社会に出て応用しながら自分の物にしていくんだろ。

今までなにをしてたんだ。今まで、何をしてたんだ。

 

映画【怪物】ネタバレになるかもしれない感想。

先々週の日曜日に怪物を見に行った。

個人的にとても良い映画だと思ったので、この映画を観て思ったことを書いていきたい。

 

「誰も知らない」や「そして父になる」「万引き家族」の是枝監督。

「花束のような恋をした」で確実に心を掴まれた坂元裕二

この二人がタッグを組んだ作品ということで、ミーハーながらも映画館で観ることは公開前から決めていていた。

 

冒頭はタイトルを真に受けて、果たして誰が怪物なのか?

怪物がどのような事をしでかし、またどのように終焉を迎えるのかを考えながら

劇中の怪物探しをしながら観ていた。

まさに「怪物だーーーれだ。」

 

しかし、中盤、後半と様々な視点で検証されていく事実を目の当たりにしていくうちに

この物語への視点が全く違うものになっていった。

 

以下ネタバレになるかもしれない感想。

 

私も、怪物。バケモノなんだ。

それは誰かにとっての怪物か、自分自身を襲う怪物か。

というのが率直な感想。

その怪物は、常に息をひそめて、見えないところから誰かに、または自身に爪を突き立てる。

手のひらで相手を優しく包み込んだつもりでも、

爪の切っ先が肉をえぐってしまうこともある。

 

制御できない自分の感情に襲われて、社会を拒み、塞ぎ込んでしまう。

 

正常なつもりでも、無意識のうちに、あの人から見た私は怪物だったのかもしれない。

そんなことを改めて突き付けられた作品だった。

 

是枝監督と坂元裕二、この二人は日常に潜む違和感や、見て見ぬふりをしてしまいそうな表情や言動を繊細に表現してくる。あまりにもリアル過ぎて、スクリーンの向こう側として割り切れない没入感があった。

十人十色、様々な解釈がある映画だと思うし、色んな人の感想を聞いてみたい。

 

言葉の伝え方、受け取り方で事実なんてものは簡単に霞んでしまう。

そうして伝わったイメージは、そこに存在しているものよりも色濃く頭にこびりつく。

思い込みから事実へと姿を変えていき、どう倒そうか思案する。

それが怪物の正体なのかもしれない。

そして怪物は、自ら作り上げた怪物を襲う。

救いようのない負の連鎖が劇中の少年たちを導き、その連鎖から解放された少年たちが選んだ世界はあまりにも美しく、儚い世界だった。

 

間違いなく人生で見た映画のトップに食いこんできたこの作品。

上映期間中にもう一回観に行きたいと思える作品だ。

 

【言葉】というのは割と私の人生のテーマで、伝え方や受け取り方をいまだに間違えてしまったな!という事はままあるのだけれど、いつか上手に言語化して記事に出来たらいいな。

書きたいこと

ブログを更新したいな、と思える内容は浮かんでいるのに

なかなか書く気が起きないので、書きたいことリストを殴り書く。

 

・最近やけにリアルな悪夢を見る頻度が増えた

・映画「怪物」を見た。初めて映画のパンフレットを買った。

・音楽フェスが楽しみなこと。

・意地で緩くお酒を節制し始めた話。

 

他にもいろいろあったはずだが、これくらいしか思いつかない。

思い立ったら即行動の精神でブログも継続したいもんです。

無題

 

madowakukousi.hatenablog.co

 

ゼルダについて書いた記事に20ものアクセスがあった。

定期的に記事をアップしているわけでも無く、

普段はアクセス0なのが当たり前なこのブログ。

任天堂の凄さを実感した。

 

さっき上司に「たまに馬鹿だけどちゃんと考えとるなぁ」

と天邪鬼な誉め言葉を貰った。

 

一年近く見ていてこんなこと言うタイプの上司ではないので素直に受け取る。

 

 

 

王国の涙

ゼルダの伝説~Tears of the Kingudom~

(通称ティアキン)を金曜日にゲットした。

多分、発売日に合わせてわざわざゲームを買うのは人生で初めてだ。

 

今月はGWに沢山買い物をしたし、前作のブレワイは発売からかなり時間が経って購入したが、それでもかなり楽しめたので今回もまだ買わなくてもいいかな~、なんて思っていた。

発売開始から十数時間しかたっていないのに、TwitterYouTube

あらゆるSNSにティアキンの動画が上がっているのを眺めながら仕事が終わり、

帰りがけ、気が付いたときには私はコンビニのダウンロードカードの売り場に立っていた。

 

「あのさぁ、あんなティザー見てたら無理。抗えないっしょ。

 リンクが天井すり抜けたり、謎の乗り物が登場したり、

 スマブラ以外で初めてちゃんとガノンドロフみてテンション上がったし、

 買うしかなくねぇ…?ハイラル行きたくねぇ??」

 

という悪魔の声と

 

「いや、いつ買ってもゲームはプレイできますよね?

 今月服とアクセサリーにいくら使ったか覚えてますか?

 さすがに使い過ぎかと。せめて来月。

 ボーナスもあるはずですし、今買うのは得策ではないかと。」

 

という天使の声

 

頭の中で両者譲らない。ほんとに折り合いつかない。あれにはほとほと困った。

天使が優勢になれば一旦雑誌売り場に避難。

悪魔が声を上げればカード売り場へ。

私の頭の中の声が聞こえていない他人からすると、ただあっちに行ったりこっちに来たりしている変な人になっていたかもしれない。なっていただろうな。

 

最終的には水掛け論、どうにも結論が出ないので

見かねた私の理性がやれやれと間に割って入る。

 

「わかったわかった!結論出ないからさ!

 もうコイントスのアプリで決めよ!

 表が出たら買う!裏なら帰る!いいね?!」

 

本当は、こういう時にこのような決め方はよくない。

必ず両者の言い分を聞き取り、お互いが歩み寄れる落としどころを見つけることに第三者は注力しなければならいのだが、この場面の登場人物はコンビニ内でウロウロオロオロしている私だけなのだ。強引に話を進める。

両者をなだめるふりをしながらも、すでに気持ちは買う方に傾いている私は画面のコインをタップする。確率はニブイチ。裏ならほんとに帰る決意だけは固い。

 

結果は表。

いつの間にか頭の中の天使は消え失せ、

間を取り持っていた私と悪魔は固い握手を交わしていた。

 

耐えきれずに買ったゼルダをプレイしてみて、

時間が溶ける感覚を久々に味わっている。

やること、出来ることが膨大にあるし、

「崖上ってるだけで楽しんだよね」

と言っていた絹ちゃんのセリフにも改めて首がもげるほどうなずける。

 

ネットで流れてくる攻略動画によるネタバレも一切なく、

それぞれが自作のゴーレムで世紀末していたり、

コログという妖精をあの手この手で虐待している動画しか流れてこない。

6年も待たされたプレイヤーたちの鬱憤のはけ口になっているコログが不憫で仕方ない。(笑いながら見ちゃうけど)

 

一刻も早くハイラルの地に平和を取り戻し、ゼルダに再会したいのだが

私もいい大人である。生活リズムが乱れないように地道にハイラルを救いたいと思う。

きっとメインストーリーは中々進まず、クリアは数か月先になるんだろうな。

 

探索で忙しいからさ、首ピカピカにして待ってろよガノン!!

 

kneesじゃなくてShin

先週、仕事中に右足の脛をぶつけた

むき出しの鉄骨の、丁度角にあたって数秒悶絶したのを覚えている。

直後にズボンの裾をめくって確認したが、大した怪我はしていなくて、青あざになりかけているぐらい。

痛みの割に丈夫な体に感心した。

 

最近は寝つきがいい。

基本的に夜にしがみついて夜更かししちゃうタイプだったけど、

最近は夜を受け入れて素直に眠りにつくことができる。

いい傾向。

なのだが、昨夜は体の一部が寝るのを拒んでいた。

痒い、なんかムズムズする。

乾燥肌なので、皮膚が痒くなる時は乳液を塗ってしばらくすると痒みは治まる。

けどそれとは違う痒みだ。自己主張が激しい。あれ?右足の脛痒くね?

パジャマの上からそっと触れる。なんか硬くなってる。

直で触れると先週ぶつけた脛にでっかいカサブタ出来てた。

 

怪我してたんだ、気づかなかった!!

カサブタができてるって、ある程度の出血してたってことだ。

それすら気づかない。ステルス負傷。

もっと自分に興味持たなきゃいけないなと、うっすら思った就寝前の一コマ。

 

p.s

タイトルつけ忘れて【ニー!】って書こうとしたけどニーは膝ですね。

脛ってなんていうんだろと調べるとShinらしいです。脛君でした。