ロウソクの火が消えるまで

日々の景色や思うこと。

あけました。20230117

気づけば2023年になって二週間。

1月って師走っていう割にはゆっくり時間がながれてるなぁ

なんて思っていたら、師走は12月ですよね。

過ぎた時間はどれだけ思い返してもあっという間に感じるもので

ご多分に漏れず12月も一瞬で終わっていった気がする。

というより、去年ってホントにあった?と感じるほどに

2022年はあっという間に過ぎ去っていった気がする。

きっと、時間の流れに身を任せるような、そんな余裕は無くて

目の前に流れている時間に精一杯しがみついて、必死に生きた。

そんな年だった。

とはいいつつ、2022を思い返すと色んな時期の出来事や場面が映画のダイジェストのように思い返されるぐらいには充実した一年であったと思う。

沢山の場所に色んな思い出ができたし、美味しいものもたくさん食べた。

ありがとう彼女。

 

ちょうど1年前は心を病んで、ろくに外の空気に触れない日々を過ごしていた。

考えることといえば希望のかけらもなく、自分の能力の無さに絶望し、しかしそれを認められない自分にまた嫌気がさしていた。

そんな時期を4か月程過ごしていたので、実質2022年のうち、自発的に生きていたのは約8か月ぐらいなのかも知れない。そりゃ早く感じるよね。

でも、自分の中でその4か月は、かけがいない財産になっているような気がする。

 

それまでは理解できなかった心の弱さに自身が直面することで、今となっては「そんなこともあるよな~」といった具合に自分の弱さにも他人の弱さにも寛大になった。

きっと1年半前のわたしは、求められてもいないお節介を発動し、耳を傾けさせ、自分の考えを押し付けていただろう。

そこにとてつもないカリスマ性や訴求力があれば成立するかもしれないけど。

余計なお世話はしない、と心に決めてだいぶ体の力が抜けた。

 

人に自分の意見を通したり、提案して納得してもらったり、そんなやり取りは好きだし得意ではあると思うのだけれど、今はまだそれをする気力もないし、割と今の環境が気に入っている。

もう少しの間、頑張りすぎずに、自分の周りに流れる時間にしっかり目を向けて、去年よりも力を抜いてゆらゆら漂ってみようかなと思う。

 

2023始まりました。