ロウソクの火が消えるまで

日々の景色や思うこと。

記憶力のはなし

今週は仕事が立て込んでおらず時間的にかなり余裕がある。

今日やったことは日報に1と3という数字を入力しただけ。

県内で一番仕事をしていないサラリーマンを自負している。

流石に暇すぎるので同日2記事目。

 

生きていて、ふと疑問に思うことや、何の気なしに考えていること

これブログに書いてみようかなって、その瞬間は思うけど、その瞬間はシャボン玉みたいなもので、いざ何か書こうとしたときには既に弾けてしまっている。

そういう、思考の記憶をためておける外付けのハードディスクとかあったらいいのに。

記憶力に関して言えば、あるジャンルに対して割とある方だと思う。

それは映画やアニメ、小説の内容を覚えること。

特に気に入った作品は一回見ただけで結構な再現度で解説できる気がする。

昔、高校生の時に「あの花」というアニメが流行った際に、一話も見たことが無いという部活のマネージャーに登場人物の関係や話の流れを説明して最終話だけ見せたことがある。

マネージャー2人は1話も見ていないアニメの最終話を見て号泣していた。

それぐらい感情移入できるレベルで説明できる。

 

この間アバターの続編を彼女と観に行った際にも、10年前に見たきりの前作の予習を

彼女は私の思い出だけの説明で補完していた。

それぐらい、こと作品においては結構な記憶力を発揮できる自信がある。

 

そんな記憶力が全く反映されないのが普段の日常生活だ。

10年前に見たアバターの内容は鮮明に覚えているのに、10年前に実際に経験しているであろう日常生活やイベントのことをほとんど覚えていないのだ。

同窓会でも思い出話に花が咲くことはおろか、そんなことあったっけ、、、、?

え、、、?それ俺が言った、、、、???となることもしばしば。

友人の話を聞いていると高校時代の私はすこし意地悪な言動や行動が良く見て取れる。やなやつだ。

 

対して彼女は映画の内容はすぐ忘れるけど何回同じ作品を見ても初めての気持ちで楽しめると言っていた。うらやましい。

逆に過去の出来事はよく覚えており、高校時代の私の話を彼女から聞くときは自分じゃない誰かの話を聞いているような感覚に一瞬おちいる。

 

脳みその容量があと1TBぐらい増えればもっとたくさんの目にするものや経験したことをずっと楽しめるのになぁ、と思いつつ。

私が映画の内容を彼女に補完するように、誰かに補完してもらう日常生活も悪くないなと思った16:38